お薦め動画集
Paco De Lucia(パコ・デ・ルシア)氏による Granaina(グラナイーナ)です。
ネット上にはいくつかのグラナイーナがあるようですが、この1974年度版?のモノは、とてもライブ感が強く感じられるようです。
個人的には“Generalife Bajo La Luna”が好きなんですが、演奏している動画が見つけられませんでした。
ま、この動画の中にも同じファルセータが弾かれているようなのでリンクした次第です。
相変わらず気持ち良さ気に弾いているようですね。
聴いている側も、気持ち良くなるようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Melchor de Marchena(メルチョール・デ・マルチェーナ)氏による Seguiriyas(セギリージャス)です。
私にフラメンコの世界を知らせて、そして誘(いざな)ってくれた恩人のメルチョール氏、今でも時々氏のギターが聴きたくなる時があります。
また、ご子息のエンリケ氏との奇遇な出会いもあって、結果的に私のフラメンコ人生に大きな影響を与えてくれました。
いつ、何度聴いても素晴らしく感じます。
さり気ない音、そしてさり気ない瞬間に、とても深く心に響いてくるモノがあるようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Jose Carlos Gomez(ホセ・カルロス・ゴメス)氏による、Alegrias(アレグリアス)、です。
ホセ・カルロス・ゴメスさんは、1972年6月にアルヘシラス(カディス)で生まれました。
3歳くらいの時にテレビでパコ・デ・ルシア氏の演奏を見て以来、フラメンコギターに興味を持ったそうです。ビセンテ・アミーゴさんみたいですね。
11歳の時には、ソリストとして最初のコンサートを開き、パコ・デ・ルシアの作品を中心とした演奏したそうです。
後、ペペ・デ・ルシア氏等の協力を得て、自身のレコーディングや、ポティート氏の最初のコンサートに同行するなど、活動の幅を広げていったとのことです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Francisco Prieto Currito(フランシスコ・プリエト・クリート)さんの Solea(ソレア)です。
私の大好きなクリートさん、いつもながらの丁寧で正直な演奏には感動するし、見習うべきところがたくさんあるようです。
1984年コルドバ生まれということなので、そろそろ円熟期に入っているんでしょうね。
今後も注目していきたいギタリストさんです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Luis de Cordoba(ルイス・デ・コルドバ)氏と Paco J Jimeno Colombianas(パコ・ハビエル・ヒメーノ)氏によるコロンビアーナス、です。
暑い夏には、コロンビアーナスとかグァヒーラスとか、ついつい南米系の形式のカンテが聴きたくなる私なのです。
ということで、私の好きな歌い手さんのルイス・デ・コルドバさんのコロンビアーナスを聴いてください。
ルイス氏に関しては以前にも登場していただいていますが、1950年コルドバ生まれです。ちなみに、私と同い年なんですね‥‥関係ないことで恐縮です(^-^;
ギターのパコさんは、1971年エステポナ(マラガ)で生まれ、12歳の頃からギターを弾き始め、15歳ですでに正式なギタリストだったそうです。
氏は、ウニオン・デル・カンテ・デ・ミハス・コスタ賞、トーレ・デル・カンテ・デ・アルハウリン・デ・ラ・トーレ賞など、多くの第一位を受賞したそうです。更に、マノロ・デ・ウエルバ国立賞、第14回コルドバ全国コンクールのボルドン・ミネロ、第35回カンテ・デ・ラス・ミナスのボルドン・ミネロ。 1998年、彼はモンテッラーノ(セビリア)で若手ギタリストに贈られる名誉あるエル・マドロニェロ賞を受賞し賞、最終的にビエナル98賞をも受賞しました。
凄いですね、まるでコンクール荒らし、です(^^♪
どんなものでしょうか‥‥!?
Fosforito(フォスフォリート)氏による Peteneras (ペテネーラス)です。
伴奏は、あのファン・カルモーナ“アビチュエラ”氏です。
素晴らしいカンテとギター、理屈抜きに味わってください。
どんなものでしょうか‥‥!?
Las Migas(ラス・ミガス)による LA ZARZAMORA(サルサモーラ)です。
昔の年代の人には“野イチゴ”というタイトルでご存じだと思います。
ところで今日から3日間、連日35度超えの予報が出ている。年寄りには堪える気温だ。熱中症に気を付けなければ‥‥(*_*;
こんな時には、コッテリとしたフラメンコは観たくも聴きたくもなくなってしまう。
ということで、久しぶりにLAS MIGAS(ラス・ミガス)さんたちのフラメンコが聴きたくなった次第です。
暑さを吹き飛ばすパワーをもらえるような気がするから‥‥。
ラス・ミガスは2004年に女性4人で結成されたグループで、音楽的には伝統的なフラメンコを基調としつつも、他のさまざまなジャンルの音楽を貪欲に吸収しており、全体として非常に高い完成度を誇っている、という評価をされているようです。
このコーナーでも2021/09/05に『La Tarara (Videoclip Oficial)』を紹介していますが、素晴らしいセンスを持っていると感じられます。そちらも併せて観てください。
どんなものでしょうか‥‥!?
DIEGO AMADOR(ディエゴ・アマドール)氏と JOSE MARIA BANDERA(ホセ・マリア・バンデーラ)氏によるブレリアス、です。
ディエゴ・アマドールさんは1973年セビージャ生まれ。ヒターノ一族の中で生まれ、幼いころからフラメンコを“全身の毛穴”から吸収していったそうです。羨ましい環境ですね。
初めはギターと歌をやっていたのですが、後日、父親が古いハモンド オルガンを家に持ってきたことがきっかけになって、ピアノを始めたそうです。
後に、2人の兄弟(ライムンドとラファエル)が結成したフラメンコ・バンド『パタ・ネグラ』で、ディエゴさんは何故かそこでドラムを演奏していたそうです。面白いですね。
ホセさんは、1960年アルヘシーラス生まれで、あのパコ・デ・ルシア氏の系統のギターを追及している代表的なギタリストですね。
理屈抜きにお楽しみください。
Juan Habichuela(ファン・アビチュエラ)氏による Granaina(グラナイーナ)です。
ファン氏については、今更ここで云々する必要はないと思います。
幸運にも、私がスペイン修行中にお会いすることができました。いろいろと貴重なお話を聞かせていただいたことが忘れられません。
じっくりと鑑賞してみてください。
私が最も好きなフラメンコ舞踊家のサラ・バラスさんの踊りです。
今更サラさんについて云々する必要はないでしょうね。
その存在感、技量、そして何よりも心揺さぶる踊りは素晴らしいという言葉を通り越しています。
存分にお楽しみください。
どんなものでしょうか‥‥!?