お薦め動画集
Farruco(ファルーコ)氏によるSeguiriyas(セギリージャス)の踊りです。
ファルーコ氏は、本場ではものすごい人気があった踊り手です。息子さんもお孫さんも、かなりの踊り手さんですね。
1935年にマドリッドで生まれましたが、あのラモン・モントーヤと同じモントーヤ一族の出身とのことです。凄いですね〜!!
1950年代にピラール・ロペス舞踊団でヨーロッパ各地をツアーした際にプロとしての飛躍を遂げ、大成功を収めた、という話を聞いています。
カンテのChocolate(チョコラーテ)こと Antonio Nun~ez Montoya(アントニオ・ヌニェス・モントーヤ)氏も、名前が示すようにモントーヤ一族の出身のようです。
1930年5月4日にヘレスで生まれ、6歳の頃からセビリアで生活していたそうです。
ギターは、あのアビチュエラ一族のLuis Habichuela(ルイス・アピチュエラ)氏です。
そうそうたる顔ぶれの、これぞフラメンコ、です。
お楽しみください。
久々のDANIEL CASARES(ダニエル・カサーレス)氏の登場です。
カッコいいブレリアスを弾いています。
ところで、このSolera Flamencaさんで発売しているギターの弦が、とても良いそうです。
ただ、残念ながら日本ではまだ入手できない、らしい‥‥(^-^;
ビセンテ・アミーゴ氏もコレを使い始めたというニュースがあるが、真偽不明‥‥。でも、気になりますね〜(^^ゞ
'La maja de los cantares(1946年)'というタイトルの映画の中でのEsteban de Sanlucar(エステバン・デ・サンルーカル)氏の演奏です。
エステバン・デ・サンルーカル氏と言えば、あのPanaderosやMantilla De Feria、そしてZapateadoなどの名曲で知っている方も少なくないと思います。
ただ、昔の人なのでなかなか実際に弾いているところを目にする機会がありませんでした。が、偶然Youtubeで発見したのがこの動画です。
映画の中の1シーンですが、氏の実際の演奏に触れることができます。
氏は1910年サンルカル・デ・バラメダ生まれ、そして、人生の最後の40年間はアルゼンチンのベネズエラで過ごしたそうです。
多くのギタリストに多大な影響を与えたギタリストでした。
どんなものでしょうか‥‥!?
Manoli Rios(マノリ・リオス)さんによるBulerias(ブレリアス)の踊り、です。
マノリさんは1970年セビリア出身で、ファルーコ、マノロ・マリン、ホセ・ガルバン、ラ・トナら著名な踊り手に師事したそうです。
その後、フェルナンデス一族のツアーメンバーとして数多くのフェスティバルや海外公演にも出演しています。
2018年にはガルロチで踊っていましたね。
この動画は前述のフェルナンデス一族をバックに、小気味よいブレリアスを踊っています。
どんなものでしょうか‥‥!?
La Perla de Cadiz(ラ・ペルラ・デ・カディス)さんによるTientos(ティエントス)です。
伴奏はおなじみのPaco Cepero(パコ・セペーロ)氏、です。
ラ・ペルラ・デ・カディスさんことAntonia Gilabert Vargas(アントニア・ヒラベルト・バルガス)さんは1924年にカディスに生まれました。
お父上がJuan Gilabert(フアン・ヒラベルト)というギタリストで、お母上はアーティスト名をRosa la Papera(ロサ・ラ・パペーラ)という歌い手さんだったそうです。
ラ・ベルラさんは1960年にはマドリーの名門タブラオであるZambra(サンブラ)で歌い始めたそうです。
また、1962年の El Concurso Nacional de Cantes de Jerez(ヘレスの国立カンテコンクール)では最優秀賞を受賞しています。
昔のフラメンコと言えば、そうかもしれませんが、本物は時代を超えているようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
ISRAEL FERNANDEZ(イスラエル・フェルナンデス)氏とPEDRO SIERRA(ペドロ・シエーラ)氏による新しくも実験的なブレリアス、です。
カンテのイスラエル氏は1989年、トレドでヒターノの家に生まれました。
そんな環境の中でフラメンコを経験・体験し始めたのは、ごく自然なことだったようです。
特に母親と祖母の影響が強かったと聞いています。
後、18歳で最初のアルバムを録音するまでになっていたそうです。凄いですね〜!!
伴奏というか競演?はペドロ・シエーラさんです。
従来のカンテ伴奏のスタイルを大きく変貌させていますね。
あくまでも実験、という感じですが、これからのカンテ伴奏の一つのスタイルになるかどうか‥‥!? ちょっと気にしましょう(^^ゞ
どんなものでしょうか‥‥!?
La Tobala(ラ・トバラ)さんによるTangos(タンゴス)です。
トバラさんは本名をJUANA RIBA SALAZAR(フアナ・リバ・サラサール)といい、1969年に、セビージャでジプシー牛のトレーダーをしている家に生まれたそうです。
子供の頃から歌い始め、後に、Los Gallos(ロス・ガジョス)などのタブラオでプロ活動を始めたそうです。
その後、ギタリストのペドロ・シェーラと結婚し、活動の幅を拡げていった‥‥ということです。
日本にも来ましたね〜!!
ちなみに、ギター伴奏は、当然ながら夫のペドロさんです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Luis Caballero(ルイス・カバジェーロス)氏によるSerranas(セラーナス)です。
あまり馴染みがない形式ですが、 コルドバ由来とかヘレス由来とか‥‥諸説あるようです。
いずれにしても、リズム的にはシギリージャス系です。
歌っているルイスさんは1919年にセビージャで生まれと聞いています。
ただ、内戦時代にいろいろとあったらしく、活動が制限されていたとのことです。
伴奏のキケ・パレーデスさんに関しては、今まで何度か紹介している通りです。
1955年セビージャに生まれ。アントニオ・オスーナ氏に学び、主にカンテ伴奏で活躍されていました。
ちょっと地味な感じがすると思いますが、じっくりと鑑賞してみてください。
今回はフラメンコではなく、フラメンコを生み、育んだアンダルシア地方の古謡を紹介します。
曲名は「La Tarara(ラ・タララ)」です。哀愁ただようメロディラインが気持ち良い曲だと思います。
あのカマロン氏も録音していましたね。
ちなみに、Tararaには「理性をなくした人」「狂人」という意味があるそうです‥‥本当かな?
歌っているLas Migas(ラス・ミガス)は、2004年にバルセロナで結成された女性カルテットのポピュラー音楽バンドです。
結成直後にもかかわらず、Instituto de Juventud(INJUVE)から最高のフラメンコグループの賞を受賞したそうです。
以後、一部メンバーの変更などありましたが、着実にヒットを連続して活躍しているようです。
2016年11月に録音した作品「Vente with me」では、なんと、あのアビチュエラ一族のホセミ・カルモーナ氏がプロデュースに絡んでいたとのこと‥‥歌にはミゲル・ポベダも絡んでいる?とのこと、凄いですね!!。
どんなものでしょうか‥‥!?
※バックのリズムと歌のリズムの関連が理解できたら幸いです(^^ゞ
Pedro Sierra(ペドロ・シエーラ)氏によるAlegrias(アレグリアス)です。
タイトルを見るとパリでの演奏らしいですね。
1966年バルセロナで生まれたペドロさん、あのヘーレン財団のフラメンコギター教授を続けていらっしゃるのかな~!?
何度か舞踊伴奏で来日したので、日本でもかなりおなじみさんの仲間入りをしているようです。
しかし、気持ちの良いアレグリアスですね〜、お楽しみください。
どんなものでしょうか‥‥!?