お薦め動画集
PacoPen~a(パコ・ペーニャ)氏によるMantilla de Feria(マンティージャ・デ・フェリア)です。
この曲はパコ・デ・ルシア氏の演奏で知っていると思います。
また、作曲者がEsteban de Sanlucar(エステバン・デ・サンルーカル)氏、ということも、当然ながらご存じだと思います。
氏は、1912年にサンルーカル・デ・バラメーダに生まれました。あのマノロ・サンルーカル氏と同郷ということになりますね。
他に、Los Panaderos flamencos(ロス・バナデーロス)もエステバン氏の作で、やはりパコさんが弾いていますね。
この動画を鑑賞するにあたって、カスタネットのリズムを良〜く聴いてください。何かが閃いたら幸いです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Las Migas(ラス・ミガス)によるTangos de la Repompa(タンゴス・デ・ラ・レポンパ)です。
今回で3回目の登場のラス・ミガス、相変わらずの完成度の高さですね。
ところで、辞書で調べてみたのですが、グループ名の意味が“かけらたち”と出ていました。合っているんでしょうかね!?
どんなものでしょうか‥‥!?
Aurora Vargas(アウロラ・バルガス)さんによる Alegrias(アレグリアス)です。
アウロラさんは1956年にセビージャのマカレーナ地区でヒターノの鍛冶屋の家に生まれたそうです。
そんな環境で育ったせいか、気が付いた時に歌ったり踊ったりしていたそうです。羨ましいですね。
ちなみに、ご主人は歌い手のPansequito(パンセキート)さん、です。
ギター伴奏はパコ・セペーロ氏です。いつもながらの粋でノリの良いギターを聴かせてくれています。
どんなものでしょうか‥‥!?
Jose fermin fernandez(ホセ・フェルミン・フェルナンデス)さんによる SOLEA(ソレア)です。
再登場のJOSE FERMIN FERNANDEZ(ホセ・フェルミン・フェルナンデス)さんは、1995年にグラナダでフラメンコアーティストの家庭に生まれ、2019年、ラス・ミナス・デ・ラ・ウニオン・フェスティバルでのボルドン・ミネロと、コルドバ国立コンクールで第1位を獲得し、大きな飛躍を遂げました。
以後、「ポティート」らの伴奏などで活躍しています。
どんなものでしょうか‥‥!?
El Farruco(エル・ファルーコ)氏によるSeguiriyas(セギリージャス)の舞踊、です。
ファルーコ氏は1935年にマドリードで生まれました。
母親は舞踊家のラ・ファルーカ(La Farruca)、父親は馬と牛のディーラーだったそうです。
氏の踊りは、けして派手な技術などは使わなかったのですが、その味わいの深さ、キメの鋭さには定評があり、とても人気がありました。
また、お孫さんのファルキート(Farruquito)さんの活躍も素晴らしいものがありますね。
ちなみに、あのギタリストのラモン・モントーヤを含む、偉大なモントーヤ王朝?の一員とのことです。
カンテはエル・チョコレート(El Chocolate1931年5月4日 - 2005年6月19日))さん、とても素晴らしい歌を披露していますね。
ギター伴奏はアビチゥエラ一族のLuis Habichuela(ルイス・アビチュエラ)さんです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Gerardo Nun~ez(ヘラルド・ヌニェス)氏による Bulerias(ブレリアス)です。
1961年にヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(カディス県)で生まれまたヘラルドさん、その技術の高さでは定評があります。
凡人の域を超えているようです。
また、演奏能力だけでなく、作曲家としても一流のセンスを持っているようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Jose Carlos Gomez(ホセ・カルロス・ゴメス)氏によるブレリアスです。
以前に紹介しましたが、ホセさんは1972年6月にアルヘシラス(カディス)で生まれました。パコ・デ・ルシア氏と同郷ですね(^^♪
3歳くらいの時にテレビでパコ・デ・ルシア氏の演奏を見て以来、フラメンコギターに興味を持ったそうです。ビセンテ・アミーゴさんみたいですね。
なお、2016年05月には歌い手のポティートさんと一緒に来日されているので、生の音に触れた方もいるかと思います。
どんなものでしょうか‥‥!?
Manuela Carrasco(マヌエラ・カラスコさんによるソレア、です。
マヌエラさん (1954年セビリアのトゥリアーナ地区で生まれました。
ある人たちはフラメンコの女王と呼んでいます。それだけ素晴らしい踊り手、ということなんですね。
私は随分と昔の1974年ころに、マドリードのタブラオで初めて拝見しました。
当時は、とてもほっそりとしていて、キビキビした動きと、ゆったりした動きの時の繊細さ感動したことを覚えています。
ちなみに、ご主人はいつも伴奏を担当していたホアキン・アマドール氏なのですが、惜しくも昨年亡くなったとのことです。
何度か来日されていて、その素晴らしい舞踊を披露してくれました。
ちなみに、今月も下記の要領でコンサートが催されるようです。
“フラメンコの女王マヌエラ・カラスコ”
-日本ファイナル公演2024-
2024年6月24日(月) 夜公演 開場19:00 開演19:30
2024年6月25日(火) 昼公演 開場13:00 開演13:30
〈出演〉
バイレ:Manuela Carrasco (マヌエラ・カラスコ) Manuela Carrasco Hija (マヌエラ・カラスコ・イハ)
カンテ:Manuel Tañé (マヌエル・タニェ) Zamara Carrasco (サマラ・カラスコ)
ギター:Pedro Sierra (ペドロ・シエラ)
フェステーロ:Luis Peña (ルイス・ペーニャ)
パーカッション:José Carrasco (ホセ・カラスコ)
特別ゲスト:Enrique “El Extremeño” (エンリケ “エル・エストレメーニョ”)
〈場所〉
渋谷区文化総合センター大和田4Fさくらホール
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町23-21
興味のあるん方は、ぜひお出かけてください。
Camaron(カマロン)氏とRamon de Algeciras(ラモン・デ・アルヘシーラス)氏による某テレビ番組の一部、ということです。
年に何回か、無性にカマロン氏のカンテが聴きたくなります。何故だかは分かりませんが‥‥。
本名をJose Monge Cruz(ホセ・モンヘ・クルス)と言い、1950年12月5日、カディス、サン・フェルナンドで生まれ、惜しくも、1992年7月2日、バルセロナ、バダロナにて亡くなられました。
どうでも良いことですが、私と同い年なのです。
その才能と活躍ぶりについては、周知の事実ですね。今更私が云々する必要は無いと思います。
歴史上最高の歌手であると多くの人に考えられてい、彼のカンテは最も革新的でしたが、古代の規範とアンダルシアのカンテ・ホンドの純粋な本質を核として持っていた‥‥と言われています。
とにかく、素晴らしい歌い手さんでした。
ところで、この動画の伴奏者がパコさんのお兄さんであるラモンさん、ということがとても素敵に感じます。
ある時は師匠であるニーニョ・リカルジ氏が、そしてある時には弟であるパコさんの顔が見え隠れしています。
いずれにしても、素朴で丁寧な伴奏が心地良いと感じます。
どんなものでしょうか‥‥!?
Curro de Jerez(クーロ・デ・ヘレス)氏による Buleria(ブレリア)です。
クーロさんは本名がFRANCISCO FERNÁNDEZ LORETO(フランシスコ・フェルナンデス・ロレート)と言い、1949年にヘレス・デ・ラ・フロンテーラに生まれました。
惜しくも2014年4月4日に死去されました。
クーロさんと言えば、大昔にマドリードのタブラオ“カフェ・デ・チニータス”で弾いていました。おっと、あのセラニート氏もソロ・ギタリストとして弾いていました。何度も訪れてご両人とは友人として扱っていただきました。
また、パコ・デ・ルシア氏のマドリードでの初のコンサートでは、パコ・セペーロ、エンリケ・ヒメネス(メルチォール氏ご子息)、イシドロ・サンルーカル(マノロ・サンルーカル氏の弟さん)、フリオ・バジェホ(私の悪友の一人)氏等と共にパコさんのバックを務めていました。いずれも、懐かしい想い出になっています。
これぞフラメンコ、というギターを聴かせていただいたものです。
どんなものでしょうか‥‥!?