お薦め動画集
Carmen Linares(カルメン・リナーレス)さんによるAlegrias(アレグリアス)です。
伴奏はManuel Silveria(マヌエル・シルベリア) さんです。
1951年ハエン生まれのカルメンさん、そして1966年コルドバで生まれたマヌエルさんについては、たびたび紹介しているので、ご存知のことと思います。
いつ聴いても、カルメンさんのカンテは心がスッキリとするようです。
こんなカンテが似合う踊りも観たいと思うのですが‥‥日本では無理のようです(^-^;
どんなものでしょうか‥‥!?
Jose Luis de la Paz(ホセ・ルイス・デ・ラ・パス)氏と Manolo Marin(マノロ・マリン)氏による Taranto(タラント)です。
ホセ・ルイス・デ・ラ・パスことホセ・ルイス・ロドリゲス氏は1967年にモロッコで開業していたスペイン人医師の息子として生まれ、4歳の頃にはアンダルシアに家族で移住した、と聞いています。
9歳の頃から地元のペーニャなどでギターを弾き、10代の頃に、あのニーニョミゲル氏と一緒にフラメンコ・フェスティバルなどで活動していたとのことです。
また、15歳の時、幸運にも伝説のマリオエクスデロ氏のレッスンを受けることができたそうです。
Giraldillo del Toque-Bienal de Sevilla(1990)、Cuarto Cabales(2011)などの数々の賞を受賞しています。
後に、10年間、クリスティーナ・オヨス舞踊団の音楽監督を務めたり、数多くの一流アーティストたちに演奏しました。
この動画は1990年のセビージャのビエナルのコンテストでの舞踊伴奏、のようです。
‥‥と、それよりも、踊っているManolo Marin(マノロ・マリン)氏ですが、舞踊家としてはもちろん、振付師としても素晴らしい人です。日本にもお弟子さんがたくさんいますね。
1936年セビリア生まれの氏はクリスティーナ・オヨス、アンダルシア・ダンス・カンパニー、またスペイン国立バレエ団の振付を担当していました。凄いセンスの持ち主です。
どんなものでしょうか‥‥!?
Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)氏による El Tempu(エル・テンプル)です。
氏の2枚目(実質的には3枚目)のアルバム『FANTASIA FLAMENCA』に収録されているブレリアスを、パコさんには珍しくそのまま弾いています。
もし、この曲をコピーして弾きたい人は必見でしょう。
アビチュエラ+リカルド+エスクデーロを足して、少しアレンジした曲ですね。
ぜひレパートリーにして欲しい
しかし、パコさんが22歳の時、もう52年も前のモノです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Manuel Silveria(マヌエル・シルベリア)氏によるAlegrias(アレグリアス)です。
マヌエルさんは1966年にコルドバで生まれました。
幼い頃からフラメンコギターを始め、数年後にはプロとして活動を始めたそうです。
1989年5月に催されたコルドバ全国コンテストで「マノロ・デ・フエルバ」賞を受賞したことで一気に知名度が増し人気が出たそうです。
現在はカンテの伴奏を中心に活動しています。フォスフォリート、 ルイス・デ・コルドバ、カリスト・サンチェス、カルメン・リナーレス‥‥など、多くの素晴らしい歌い手さんの伴奏を手掛けています。
どんなものでしょうか‥‥!?
Juana Amaya(フアナ・アマヤ)さんによるSolea y Bulerias(ソレアとブレリアス)です。
もっと前に紹介しなければいけなかった素晴らしい踊り手さんです。
フアナ・アマヤさんは1968年にセビージャのモロン生まれのヒターナ、です。
生粋のフラメンコ一族の中で生まれ、そして育ち、1983年にマリオ・マヤ舞踊団に第一舞踊手として招かれました。
以後、ホアキン・コルテスやアントニオ・カナーレス氏等とも共演していましたね。
日本にも何度か来日されています。
しかし、モロン出身といっても、カンテやギターとは、良い意味で別次元のようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
ANTONIO HIGUERO(アントニオ・イゲーロ)氏による "Bulerias de Jerez"(ヘレスのブレリアス)、です。
アントニオ氏は1969年ヘレス生まれということです。
あのManue lmorao(マヌエル・モラオ)氏から多くのことを学んだそうです。
これぞヘレスだ!!‥‥と言わんばかりの演奏になっていますね。
良い意味で古き良き伝統を守っているようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
El Pele(エル・ペレ)氏による Tangos(タンゴス)、です。
エル・ペレさんは本名をManuel Moreno Maya(マヌエル・モレーノ・マヤ)と言い、1954年コルドバ生まれです。
15歳の時に、『El Primer Premio Cayetano Muriel(カジェターノ・ムリエル賞』(1969)を、そして1983年には、『El Concurso Nacional de Arte Flamenco-全国フラメンコアートコンクール"La Serneta" por solea; y el de "Pastora Pavon" por bulerias』の2つの賞を受賞した、とのことです。
と、それよりも、ギター伴奏がVicente Amigo(ビセンテ・アミーゴ)氏とMoraito Chico(モライート・チコ)さん、というのが面白いと思います。
どんなものでしょうか‥‥!?
Miguel Ochando(ミゲル・オチャンド)氏によるGranaina(グラナイーナス)です。
ミゲルさんは本名をMiguel Molina Martinez(ミゲル・モリーナ・マルティネス)といい、1965年にグラナダで生まれました。
10歳の頃からギターを始め、同じグラナダ出身の巨匠Manuel Cano(マヌエル・カーノ)氏の勧めでギターソロの世界に進んだそうです。
もちろんカンテの伴奏なども並行して学んだとのこと。
ラモン・モントーヤ、ニーニョ・リカルド、サビーカス、フアン・アビチュエラのギター演奏を参考に、アドリアンやミゲル・コルテス等のギターを中心に研究していたらしい。
1983年のヘレス全国フラメンコギターコンクールII賞、ユニオン全国大会1.983-84のII賞などを受賞している。
一聴すると、少し地味に感じるかもしれませんが、故郷のグラナダに対する想いがとても感じられると思います。
どんなものでしょうか‥‥!?
Beatriz Martin(ベアトリス・マルティン)さんによるSeguiriyas(セギリージャス)です。
ベアトリスさんは1971年グラナダで生まれ、9歳の頃から踊りを始めたそうです。
1985年にはラファエル・アギラールの舞踊団でマドリーで、そしてその後のヨーロッパ・ツアーでの舞台『ラ・カサ・デ・ベルナルダ・アルバ』に参加しました。
これを機に、あのアントニオ・ガデスがベアトリスさんを『カルメン』の代役として抜擢したとのことです。
他にもルイシージョ、マリオ・マヤ、エル・ギート、そしてマノレーテ等とも仕事をしています。凄いですね!!
個人的に、好きなタイプの踊り手さんです。とにかく、カッコいいです。
しかし、バックのギタリストが4人とは、これまた豪華ですね。
どんなものでしょうか‥‥!?
Lalo Tejada(ラロ・テハーダ)さんによるTientos(ティエントス)です。
ラロさんは1963年セビリア生まれ。
1986年にコルドバ全国大会でラ・マレナ賞を受賞し、マリオ・マヤ氏の目に留まったそうです。一緒に世界中で踊ったそうです。
日本にもいらしていますね!!
しかし、チャーミング(今では死語?)ですね〜!!
どんなものでしょうか‥‥!?