お薦め動画集
TOMATITO(トマティート)、DUQUENDE(ドゥケンデ)、POTITO(ポティート)氏等によるブレリアス、です。
スペインのカルロス・サウラ監督によるフラメンコ・ドキュメンタリー?映画、観た方も多いと思います。DVDも発売されましたから。その中の一コマです。
でも、発表されたのが1995年(日本公開は1996年)だったんですね〜。遠い昔のことになってしまいました。
この中で唄っているのがドゥケンデとポティート、当時は天才カンタオール?なんて言う人も多かったと記憶しています。
踊っているのはベレン・マジャさん、男性がホアキン・グリロさんです。
ホアキンさんはパコ・デ・ルシアの公演で一緒に来日しましたね。
しかし、個人的な好みとして、この時のドゥケンデ、とても好きなんです。
どんなものでしょうか‥‥!?
それから‥‥どうでも良いことかもしれませんが、パルマのリズム感、じっくりと聴いて感じるようにしてみてください。
Jose Maria Bandera(ホセ・マリア・バンデーラ)氏と El Amir(エル・アミール)氏による、パコ・デ・ルシア氏の遺作になってしまった"Cancion Andaluza" です。
ホセさんは1960年アルヘシーラス生まれ、お爺さんの手ほどきで10歳の頃からギターを始めたそうです。
パコ・デ・ルシアの甥っ子さんということは有名ですね。
パコさん、カニサーレスさんとの3重奏、ご覧になった方も多いと思います。
どんなものでしょうか‥‥!?
Curro de Utrera(クーロ・デ・ウトレーラ)氏による "Alegrias de Cordoba(アレグリアス・デ・コルドバ)"です。
クーロ氏は1927年3月20日に生まれ、2015年没。
13歳の時にプロの唄い手としてデビューされたそうです。
コルドバのアレグリアス、日本ではほとんど触れることの無い形式のようですが、私の大好きな形式の一つということでご紹介する次第です。
本当は、踊りも素敵なのですが、アレグリアスの踊りと言えばカディスのモノがほとんどのようです。残念ですね‥‥。
というとで、せめて唄だけでも味わっていただきたいと思います。
どんなものでしょうか‥‥!?
Santiago Lara(サンティアゴ・ララ)さんによるGranaina(グラナイーナ)です。
サンティアゴさんは1984年ヘレス生まれ。
8歳の頃からギターを始めたそうです。
1999年には地元ヘレスのコンクールで優勝し、2001年にはコルドバのフラメンコ・コンクールで“アントニオ・ガデス賞”を受賞したそうです。
あのマノロ・サンルーカル氏の第2ギタリストとして海外公演に参加したことは知っている方も多いと思います。
普通のヘレス出身のギタリストたちとは、ちょっと異なるようですね。
結構、好きなタイプです(^_-)
どんなものでしょうか‥‥!?
Zarda(日本ではチャルダッシュ?)の演奏です。
1984 Toronto TVということなのでだいぶ昔の動画ですね。
Facebookで偶然飛び込んできた?のですが、思わずリンクしてみました。
演奏しているのはJulio Cantero Vallejo(フリオ・カンテーロ・バジェホ)さんとのことですが、実は彼はあのパコ・デ・ルシアのデビューコンサートで第5ギタリスト?として、パコと一緒のステージで弾いた人なんです。
彼が15〜6歳の頃、よく一緒に遊んだことを思い出しました。
懐かしい〜!!
噂では、ギターは辞めたということを聞いていたのですが、弾いていたんですね。
しかし、相変わらず指が動くようです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Samuelito(サムエリート)さんによる“Fuente y Caudal (Paco de Lucia)”パコ・デ・ルシアのタランタスです。
1993年生まれのサムエリートさん、時々このコーナーでご紹介していますが、素晴らしいセンスの持ち主だと思います。
この動画が2012年発表ということは、彼が19歳の時の演奏‥‥素晴らしいですね。
パコの感性をかなり掴んでいるように感じます。
パコから多くのことを学んでいるんでしょうね。
こんなギタリストが日本からも出て欲しいと切望する次第です。
どんなものでしょうか‥‥!?
VICTOR MONJE "SERRANITO"-TESOROS DE LA GUITARRA FLAMENCA(ビクトル・モンヘ・セラニート:フラメンコギターの宝物)
もっと早くご紹介しなければいけなかったギタリストの一人です。
VICTOR MONGE "SERRANITO"(ビクトル・モンヘ・セラニート)氏です。
1942年、マドリード生まれで、あのパコ・デ・ルシア氏とマノロ・サンルーカル氏、そしてセラニート氏の3人は、良くも悪くも?良いライバルでした。
ちょっと自慢話?になって恐縮ですが‥‥たぶん1975年だったと記憶しているのだが、氏の来日公演が渋谷の西武劇場で1週間にわたって催されたのですが、なんと私飯ヶ谷が毎日第2ギタリストとして一緒に弾いたんですよ!!
覚えている人はごく僅かでしょうね‥(._.)‥。
信用できない方は私のブログ“新フラメンコ徒然草”内のプロフィールの下部の写真をご覧ください。2段目に写真が2枚ほど掲載してあります(^^ゞ
氏はとても小柄なのですが、技術の高さでは素晴らしいものを持っています。
音楽的には、どちらかといえばクラシック志向?と言えなくもないと思います。
ちなみに、この動画のタイトルにある“TESOROS(テソーロス)”シリーズは素晴らしいアーティストたちを紹介するテレビ番組でした。
Youyubeで検索すると、他の素晴らしいアーティストたちの動画が見られます。
興味のある方は参考にしてください。
Agustin Carbonell El Bola(アントニオ・カルボネル エル・ボラ)氏による“Galicia - Farruca”ガリシアというタイトルのファルーカです。
アントニオ・カルボネル氏、芸名?エル・ボラさんは1967年マドリード生まれ、だそうです。
もっと早くご紹介しなければならなかったギタリストです。
最近では新しいフラメンコの世界で活動されているようですが、この曲が収録されているCDを聴いた時には、ちょっと衝撃を受けました。
この動画はテレビ放送された時の録画らしいのですが、画像も音もよくありません(._.)残念です。
興味のある方はCDを購入してください。といっても、まだ発売されているのかな‥‥!?
どんなものでしょうか‥‥!?
Pedro Sierra en la Fundacion Cristina Heeren(クリスティーナ・ヘーレン財団でのペドロ・シェーラ氏)のクラスでのPaco de Lucia(パコ・デ・ルシア)氏の, 'Zyryab'(シルヤブ)のレッスン風景です。
ペドロさん、私の好きなギタリストの一人です。
ヘーレン財団の教授になっていたんですね。すっかり老けました‥‥<(_ _)>
しかし、ギター科のレッスンで“Zyryab”を取り上げるとは‥ちょっと驚きというか、嬉しいですね。
レッスンですからテンポがマッタリし過ぎというのは仕方のないことでしょう。
ところで、画面の右側に東洋人がいるようです。日本人のようにも見えますが‥‥!?。
もしそうだったら、日本に帰ってきたら、ぜひ“Zyryab”を聴かせて欲しいですね〜。
また、どうでも良いことと思いますが、ペドロさんの横でヘンなパルマを叩いている女性、曲のリズムが理解できていないご様子です。邪魔なだけだと思いますが‥‥!?
ちなみに、この曲は途中のリズムからも分かるように、ファンダンゴ系のリズムです。ベルディアレスと解釈しても良い、と本場の某ギタリスト氏が言っていました。御意!!
こんなインチキパルマは排除した方が良い、と思います。
どんなものでしょうか‥‥!?
India Martinez(インディア・マルティーネス)さんによるLa voz de un marinero(ラ・ボス・デ・ウン・マリネーロ)です。
直訳すれば“ある船乗りの声”‥となりますね。
インディア・マルティーネスさんは1985年コルドバ生まれ、だそうです。
フラメンコだけでなく、ポップス系の歌も歌う方です。
注目して欲しいところは、リズムがさり気なく?グァヒーラ、というところです。
とても素晴らしいグァヒーラだと思います。
誰か歌ってくれないかな〜その時はぜひ、伴奏させて欲しいところです。
どんなものでしょうか‥‥!?
※ちなみに、歌詞、あります(^^♪