お薦め動画集
Jose Merce(ホセ・メルセ)氏による“Aire-アイレ”というタイトルのBulerias(ブレリアス、です。
もう20年も前にリリースされたCD“Aire-アイレ Jose Merce(ホセ・メルセ)”のタイトルにもなった曲です。
伴奏はモライートさんです。
このアルバムは発売からわずか3日でゴールデン・ディスクと成り得た名盤だそうです。凄いですね。
ちなみに、このCDをプロデュースしたのがイシドロ・ムニョス氏、あのマノロ・サンルーカル氏の弟さんということを知っている人はフラメンコ通でしょうね。
ホセ・メルセ氏は1955年ヘレス出身、ということです。生粋のフラメンコアーティストと言って良いと思います。
また、大昔にエル・フラメンコに来ていたことを知っている人は、今では少ないでしょうね。
ちょうどその頃、セラニート氏も来日していて、渋谷のパルコ劇場で、なんと私も一緒に出演していました、それも1週間も‥‥。これを知っている人は、ごくごく少ないでしょうね‥‥残念!!
なお、歌詞が見られる動画をリンクしておきますので、誰か歌ってくれたら幸いです。
https://www.youtube.com/watch?v=lJWyPbDNjnY
どんなものでしょうか‥‥!?
Pepe de Lucia(ペペ・デ・ルシア)氏によるAlegrias(アレグリアス)です。
ペペさんは、今は亡きパコ・デ・ルシアの2つ上のお兄さんということはフラメンコファンなら知っていると思います。
3人兄弟で残っているのはペペさんだけ、さぞかし寂しい思いをしていることと、勝手に想像しています。
この動画ではMoraito(モライート)さんとNin^o de Pura(ニーニョ・デ・プーラ)さんが伴奏しています。
珍しい顔ぶれだと思います。
どんなものでしょうか!?
Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)氏による Panaderos(パナデーロス)とTaranta(タランタス)です。
1968年ということはパコさんが21歳の時ですね。髪の毛もふさふさです。
前半のパナデーロスは途中からですが、後半のタランタス、私の好きなタランタスです。いつ聴いても‥‥風が吹きます。
今日2月25日はパコさんの命日です。
心して鑑賞してください<(_ _)>
Aurora Vargas (アウロラ・バルガス)さんによるBulerias(ブレリアス)です。
伴奏はQuique Paredes氏、です。
アウロラさんは1956年セビージャ出身のフェステーラ(festera:歌ったり踊ったりする女性)です。歌い手のPansequito(パンセキート)さんの奥様、でもあります。
初めは踊り手さんとしてデビューされたそうです。
独特の発声が、とてもフラメンコに感じてしまうのは私だけではないと思います。
伴奏のキケさん、相変わらず横板が面白いギターを使って気持ちの良いギターを聴かせてくれていますね。
理屈抜きにお楽しみください。
Victor Monge“Serranito”(ビクトル・モンヘ・セラニート)氏による Bulerias(ブレリアス)です。
どちらかと言うと、ややクラシック的な曲風が多い氏のギターですが、このブレリアスでは、かなり曲作りに工夫の跡が見受けられるようです。知的、と言えなくもないと思います。
来日された時にも弾いていましたね。
一時期は日本のフラメンコギター愛好者たちに絶大な人気を誇っていました。多くのアマチュアさんたちが好んで氏の曲を弾いていたものです。
今では‥‥??? 難しすぎるせいなのかもしれませんね。
昔の方がアマチュアのレベルが高かった感じがします。
どんなものでしょうか‥‥!?
Jose Merce(ホセ・メルセ)氏とTomatito(トマティート)氏によるBULERIAS(ブレリアス)です。
1955年ヘレス生まれのホセさん、私の大好きな歌い手さんの一人です。
また、伴奏のトマティートさんについては、今更書くこともありませんね(^^♪
このホセ・メルセさんが若い頃、新宿エル・フラメンコに来ていたことを知っている人は少ないでしょうね。
その時、セラニートも来日していて、渋谷のパルコ劇場で、なんと私も一緒に出演していました、それも1週間も‥‥。
知っている人は、ごくごく少ないでしょうね‥‥残念!!
理屈抜きにお楽しみください。
Rafael Cortes(ラファエル・コルテス)氏による“Parando el tiempo”と題されたロンデーニャ、です。
2017年にも氏のグラナディーナスを紹介したのですが‥‥。
実は、この動画は“フラメンコ処方箋”でも紹介したのですが、ひょっとして聴いていない方もいるか、と思いここにリンクした次第です。
あのパコ・デ・ルシア氏と同じ12月21日生まれというのが関係しているのか知りませんが、私的にはとても気になるギタリストの一人です。
ただ、どフラメンコしか好きでない人には‥‥なにも感じられないかと思いますが、心を空にして聴いてみてください。
何か感じていただけたら幸いです。
どんなものでしょうか‥‥!?
Paco de Lucia(パコ・デ・ルシア)氏の1975年の Radio television Espan^ola(ラジオ・テレビ紫音・エスパニョーラ)での演奏の一部です。
1975年ということはパコさんが28歳の時になりますね。ちょっと調子がイマイチだったようですが、ツボに入ったときは流石、です。
また、何かを探りながら弾いているところが好感が持てるところです。いったい何を探しているんでしょう‥‥!?
パコ教信者としては、やはり素敵に感じてしまいます。
どんなものでしょうか‥‥!?
JOSE MENESE(ホセ・メネセ)氏のソレア、です。
伴奏はMANOLO BRENES(マノロ・ブレネス)さんです。
ホセ・メネセ氏についてはここで改めて書く必要はないと思います。
伴奏のマノロ・ブレネスさん、実は私がセビージャで修行している時に、たびたびお会いする機会があり、貴重なお話を聞かせていただいたことがあります。
マノロさんは1928年セビージャ生まれ、そして3日前の1月8日に亡くなったと聞きました。
実はマノロさんは最初は歌い手だったそうです。なんと、あのニーニョ・リカルド氏の伴奏でレコードを出したことがあると聞きました。驚きですね!!
のちにギタリストに転向したそうです。
氏の冥福をお祈りしながら聴いてみてください。合掌!!
Luis de Cordoba(ルイス・デ・コルドバ)さんによるColombiana(コロンビアーナ)です。
どフラメンコではないコロンビアーナですが、個人的に好きな形式のひとつです。
歌っているルイス・デ・コルドバさんは、1950年5月15日コルドバ生まれということです。なんと、私と2日違いの同い年ということです。ビックリ('◇')
Concurso Nacional de Arte Flamenco de CordobaやFestival Nacional de Cantes de las Minas で最高の賞を受賞しています。凄いですね(^^♪。
ルイスさんの伸びやかな歌声、そして広がりのある歌い方が私的にとても素敵に感じます。
どんなものでしょうか‥‥!?